今回は、人気アニメを通して
食いっぱぐれない発信者になる原則について
解説していこうと思います。
この話は、発信開始初期に知っておくほど
チートになる内容です。
というのも、
今回お伝えする内容は
発信すればするほど、後から収益が付いてくる
そんな発信者になるための
基本原則だからです。
この原則は、時間をかければ
経験知として学べなくもないのですが、
自力で答えに辿り着くのは結構難しいです。
人によっては何ヶ月も迷走したり、
最悪、答えを見つけられずに
発信そのものを止めてしまうこともあります。
なので
情報発信初心者さんにとって
迂回することを避けられるだけでなく、
「たまたま稼げたことはあるけど、そこから上手くいかないなー」
「このまま発信していて大丈夫なのかな…」
と悩んでいる中級者さんにとっても
軌道修正するヒントになるはずです。
ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
本日ご紹介するアニメは…
『ゆるキャン△』です!
人気作なので、ご存じの人も多いかもですね。
原作漫画は累計発行部数700万部を突破。
2018年にアニメ化しソロキャンブームの火付け役になりました。
アニメ第3期の制作も決定しています!
(個人的にめっちゃ楽しみです^^)
語ると長くなってしまうのでこのあたりで自重しますが笑
今回は
2022年に公開された『映画ゆるキャン△』で、
主人公の一人であるなでしこちゃんの「とある行動」が
食いっぱぐれない発信者の原則まんま
だったので、一緒に学んでいきたいと思います♪
問題のシーンはこちら
なでしこが勤務するアウトドアショップにて。
とある家族連れが来店しました。
夫「あのー、すみません。焚き火台を探してるんですが…」
「夏以外のキャンプもやってみようと思って」
なでしこ(以下、な)「良いですね。これからのシーズンも楽しいですよ」
「こちらの焚き火台は様々な調理にも対応した機能的なモデルとなっております。」
夫「焚き火で料理も良いなー」
「あ、でも(値段が)結構するな…」
妻「寒い時期にそんなにキャンプ行くの?まだこの子も小さいし…」
夫「うぅ、まあそうだけど…」
さて、あなただったらどうしますか?
「焚き火台はどれもこんな値段ですよ」
「この価格なのにはワケがあってですね」
「人気商品なのですぐに売り切れてしまいますよ」
こんなふうに
なんとか納得してもらおうとするかもしれませんね。
…が!なでしこちゃんは違いました。
な「あの、夏キャンプに行かれるなら道具は一通り揃っているんですよね?」
「でしたら焚き火台での調理はひとまず考えないで、シンプルな焚き火台はどうですか?」
「それでしたらお求めやすい値段のものがありますよ」
そんな提案をしたんです。
妻「そうね」
夫「だな」
夫「ええと、その商品は…」
な「あ、うちじゃなくてあちらの斜め前のお店で扱っています」
他店に行くお客さんを、にこやかに見送ります。
「うちの商品も売ってよね」と店長に言われますが
「えへへ、すみません店長。」と笑って流すなでしこちゃん。(かわいい)
「ま、あのお客さん。いつかまたうちに寄ってくれると思うけど」と言う店長と、
フフッと微笑むなでしこちゃん(かわいい)
…いかがですか?
ほんの数分のシーンですが
めっちゃ大切なことを学べます。
このシーンから学べることは2つ。
- お金を稼ぐ前に信頼を稼げ
- そこに愛はあるんか?
この2点が
食いっぱぐれない発信者の原則なんです。
順番に説明していきますね。
お金を稼ぐ前に信頼を稼げ
結構勘違いしている人が多いのですが、
稼いでいるから発信者として信頼されるのではなく、
信頼される発信者だから稼げるんです。
全然難しく考える必要はなくて。
信頼できん奴に大切なお金は渡せんでしょ?
って話です。
例えば
道ですれ違っただけの人に
「おすすめの化粧品あるんですけど、買いません?」
と言われても、怖くて買えないですよね。
一方で
仲の良い友達が同じ化粧品を勧めたら
どうでしょう?
「そんなに良いなら試してみようかな」
となるはず。
この反応の違いは
その相手に対する信頼の差といえます。
すれ違った人と、
仲の良い友達
どっちが信頼されているかなんて
言うまでもないですよね。
(ちなみに…
経営者のバイブル的存在である
スティーブン・R・コヴィー著『7つの習慣』でも
相手との信頼関係の強弱を
『信頼残高』という言葉を用い、
相手の中にある信頼口座の残高を
増やしていくことが大事だとしています。
信頼口座って?
どうやって残高を増やす?
もっと詳しく知りたい方は
こちらの書籍が入門編としてオススメです。)
だから何よりもまずは信頼です。
お金は後からついてきます。
なでしこちゃんの場合も、
目先のお金を稼ぐことよりも
信頼を貯めることを優先した
だから
無理に商品を売り込むのではなく
お客さんの事情に配慮し、
お客さんのためになる提案をした
というわけです。
もし今後、
このお客さんが冬キャンの楽しさを実感して
もっと頻度を増やしたい!
もっと本格的に道具を揃えたい!
そうなったら
絶対になでしこちゃんのお店に戻ってきます。
それだけでなく、
将来お子さんが大きくなって
自分もソロキャンやりたい!と言ったら
なでしこちゃんのお店で
一式揃えるかもしれないです。
信頼を稼げばお金は後からついてくる
だから
目先の小銭ではなくまずは信頼を獲得する
「ふむ、なるほど」
と、少しでも思っていただけたなら嬉しいです。
情報発信者もやることは同じです。
まずは利益度外視で信頼を貯める。
そのためには
お客さんが喜んでくれる情報を
どんどん発信していきましょう。
それを続けていくと、その先にあるのは
小手先のテクニックで
煽りまくった発信をして
pv数や試聴回数にしがみついたり
よく分からんものを売ったりして
信頼をすり減らしていくのではなく
あなたが何を紹介するのか
何をおすすめしてくれるのか
首を長くして待っている人がいる状態です。
以上が、原則の一つ目です。
そこに愛はあるんか?
続いて2つ目の原則について説明していきます。
そもそもの話になりますが、
先ほど解説した
「自分より相手の利益を優先する」
というのは営業テクニックの一つでもあります。
「先方の利益になる提案を心掛け信頼を得たことで、
その後の営業が楽になる」
大手メーカーのトップ営業マンも
こう言っていたので、
確かに効果的な営業テクニックといえます。
ただ…
なでしこちゃんが営業ノウハウを勉強しまくって
テクニックとして駆使したとは
到底思えないんですよね。
「むむ…ここは目先の利益ではなくwin-winの提案をしよう」
なんて絶対に考えていなかったはずです。
(そんななでしこちゃんはイヤだ笑)
じゃあどうして
お客さんに他店を躊躇なく勧められたのか?
ここが重要ポイントなんです。
その理由は…
なでしこちゃんはキャンプが大好きだから
そこに愛があるから!
ていうのが私の見解です。
そしてこれが2つ目の原則。
キャンプ用品を売って稼ぎたいからでなく
仕事だから仕方なくでもない。
キャンプが大好き
だからみんなにキャンプを楽しんでほしい
だってキャンプって本当に楽しいんだよ?
この「キャンプ愛」が根底にあるから、
お客さんにも冬キャンの魅力を知ってもらおう
もっとキャンプを好きになってほしい
そのための提案が自然とできた
というわけです。
もし、なでしこちゃんが
「キャンプも悪くないけど
高級ホテルでアフタヌーンティーしてる方が
映えるし楽しいやん」
こんなヌン活女子だったら
お客さんにキャンプを楽しんでほしいと思えず、
他の焚き火台、ましてや他店をオススメすることなんか
できっこないのです。
(それどころか、
「ヌン活資金のために何としてでも売上!!」となって、
1つ目の原則もクリアできないかも)
「I love」をもつ発信者は強いです。
意図せず発信がブレることが少ないからです。
発信内容に自然と筋が通るんですよね。
情報の受け手は発信のブレに敏感です。
こちらが思っているより、ずっと。
例えば
丁寧な暮らし系の発信をしているのに
ソシャゲ大好きで重課金してるとか
ペットの発信をしているのに
明らかな知識不足で飼育環境が悪いとかね。
↑
これらは少し極端な例ですが…
このような発信のブレは違和感を生み、
信頼の低下に繋がります。
「I love」を持つ強さは、それだけではありません。
発信そのものに力が宿ります。
言葉の厚みが変わります。
誰かから借りてきた
取って付けたような言葉でなく、
自分のフィルターと言葉で伝えられるから
当然ですよね。
例えば、
A「あー、キャンプいいよね!流行ってるし」
「僕もこの前行ってきたんだけど、結構ヒマでさ。
スマホばっか見てたよ笑
焚き火の火の粉で服破れて最悪だったわ笑」
B「キャンプいいよね!この前も〇〇に行ってきたんだ」
「焚き火の火を眺めながらボーッとしていると落ち着くし、
普段よりも自分とゆっくり向き合えて良い時間を過ごせたよ。」
AさんとBさん
同じキャンプ用品を勧めていたら
どちらから買いたいですか?
もちろんBさんだと思います。
情報発信でも
「このジャンルは稼ぎやすいから」とか
「アフィリエイトや再生単価が高いから」とか
ある程度はそういう視点も必要ですが
それだけでなく、
その発信をして自分が楽しいか?
自分の好きなものと絡ませられないか?
「そこに愛はあるんか?」
と自問自答してみてください。
まあ、あまり難しく考えすぎると
かえって何も発信できなくなってしまうので。
「楽しそうにしている人のところに人は集まる」
というだけでも覚えておいてください^^
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